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新興宗教団体、「クローン女児が誕生」と記者会見 管理人★ 12/30月01:17 [記事No.13]

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新興宗教団体、「クローン女児が誕生」と記者会見  

ついに1人目が生まれましたか。(まぁ驚くべきことでもない

> 人類は地球外生命によって作られたと主張するスイスの新興宗教団体
> 「ラエリアン・ムーブメント」は27日、当地で記者会見し、
> クローン人間づくりのために設立した関連会社「クロネイド」の
> 技術でクローンの女児が生まれたと発表した。
ふむ

> クロネイドのブリジット・ボワセリエ最高経営責任者(CEO)は
> 会見で「クローン児が生まれたことを喜んで発表する。
> 昨日午前11時55分、女児が生まれた。健康状態は良い」と述べた。
> 同CEOによると、女児の体重は約3200グラムで、
> ラエリアン側は「イブ」と呼んでいる。
> 会見には、イブの両親は出席しなかった。
まぁこういった遺伝子操作生物は生まれたばかりのころは
拒絶反応が起こらない例が多いですから、もう少し見守る必要があるかも知れませんね。

> 同CEOは出生地を明らかにしなかったが、母親(31)は米国籍で、
> 皮膚の細胞からDNAを採取してクローンを作ったという。
> イブが本当にクローンであるかどうかは不明だが、
> 同CEOは「女児の祖母は、『母親によく似ている』と言っており、
> 現時点ではこれが(クローンである)証拠だ」と主張している。
よく似ているというか、そのものというか・・。

> クローンであることの確認のため、ラエリアンとは無関係な科学者チームが、
> フリーランスのジャーナリストであるマイケル・ギラン博士によって選ばれている。
> ギラン博士は「チームは一切制約を受けず、確認はチームの主導で行われること、
> という条件で引き受けた」と話している。
判定・監査は第三者が まぁ当然です。

> イブは2、3日以内に自宅に戻る予定で、その後チームが確認作業を始める。
> その結果は8、9日後に出る予定という。

さて、クローンを良く知らない人のための講義です↓
> クローン人間を作るには、まず女性から卵子を取り出し、核を除去する。
> そして体細胞から取った核をその卵子に移植する。
> その後、電気刺激や化学薬品の作用で、通常の受精卵と同じように、卵割を始めさせる。
> 卵割がある程度進んだ段階で、女性の子宮に着床させ、出産させる。
試験管の中で生まれるクローンのイメージもありますが(もちろんそれもあるが
今回のクローンは普通に出産する形で生まれたクローンですね。

> 同CEOは、卵割を始めさせる方法としてクロネイドは電気刺激を使っていることを明らかにし、
>「イブは妊娠が継続している5つの卵のうちの1つだ」と言っている。
イブがもしもだめになったら後の4人もだめになると。

> そのうち1つは、来週欧州北部で出産を迎え、あとの3つも来年2月までに生まれるという。
> また出産を待つカップルの中には、アジア出身の2組や北米出身者もいるという。
産む人種はクローンにどう影響が起こるのか試す良い試行ですね。(一緒と思うが

> 今回、クロネイドは10個の卵についてクローン化を試み、うち5つの妊娠が継続していることになるが、
> これは動物のクローン実験の結果からみれば、異常なほどに高い成功率といえる。
む。確かに。

だから赤ん坊の時には(略

> 初の体細胞クローン動物として有名なヒツジのドリーの場合、研究を主導した英国の
> イアン・ウィルムット博士は、276個の卵で失敗を繰り返したあとにドリーを誕生させている。
ほぇえ〜
276回もこんな実験繰り返したんですか・・・。
一回一回金も時間もかかるだろうに・・・(大変だ

まぁこの試行錯誤を誰かが先にしてくれているがゆえに
今回の成功率の高さも納得ができます。

> ラエリアンは1997年、「初めてのクローン人間会社」としてクロネイドを設立。
> ラエリアンの聖職者であるボワセリエCEOは、地球上の生命は地球外生命の遺伝子工学によって生まれた、
> と説いてきている。
まぁ現代科学の生命誕生説のもっとも有力な説ですね。
別にボワセリエCEOが初めに言い出したわけではなく・・・。
やっと宗教と科学が一致しなくちゃならないと思う聖職者が現れたか・・
(でもその子の名前はイブ

> 同CEOは会見で、クローン人間づくりの意味について「不妊に悩む人たちに希望を与えている」と述べ、
> 「私は生命を創造している」とも話した。
ほぉ・・

奴隷目的や臓器移植目的には作らないのかな?血液補充要員とか

> また「イブは怪物ではなく、何か気味の悪いものから生まれたものでもない。
> イブは、幸せな両親に恵まれたとても健康な赤ん坊だ」と主張した。
クローンっていう音が悪いですね。
クロピーとかクロ助とかにすれば愛着が沸くかも。

> ラエリアンの精神的指導者ラエル氏はフランスの元ジャーナリスト、クロード・ベリロン氏で、
> 昨年6月にCNNの取材に応じたときは「クローン人間づくりの最終的な目標は不死だ」と話していた。
いや、それならテロメアーゼの問題の方が先のような・・(寿命
臓器移植っても肺癌とか脳梗塞になったら移植無理っしょ
クローンと不死はあんまり関係ないような・・・。

> クローン人間づくりを目指しているのはラエリアンだけではない。
> イタリアのセベリノ・アンティノリ医師も「女性がクローンを妊娠しており、1月に出産予定だ」
> と述べている。
> またケンタッキー大学のザボス元教授もクローン人間づくりを目指している。
> ただし、同元教授は「クローン胚の作成にはまだ成功していない」としている。

> 科学者や生命倫理学者は、安全面や倫理面からクローン人間について懐疑的な見方をしているが、
> 法的な規制は実はあまりない。今年1月、全米科学アカデミーはクローン人間の禁止を勧告しているが、
> 米国で実際に禁止されているのは、カリフォルニア、ミシガン、ルイジアナ、ロードアイランドの4州だけだ。
日本はアメリカに倣って国全体で禁止になってますね。
確か、臓器に関しては許されていたような・・・。

> 米食品医薬品局は、「医薬品と同じ扱いで規制することになるだろう」としている。
臓器目的ですな。あぁ・・・イブちゃん・・・。

> ホワイトハウスの報道担当クレア・ブキャナン氏は
> 「クローン人間づくりに懸念を持っている多くの米国人と同様、
> 大統領も懸念を持っており、大統領はクローン人間を禁止する法律の制定を強く支持する」と述べた。
まぁここんところが一番ややこしいですものね。
全ての人間は平等であるって言う民主主義思想はクローンができる前の思想ですし。
むしろ北朝鮮とかなら全然困らないかも(笑)

どういう判断を下すのでしょうか米大統領。

・・・・日本はアメリカの猿真似でしょうね(苦笑)

参考記事:http://cnn.co.jp/science/K2002122800052.html
管理人★ mail 2002/12/30月01:17 [記事No.13]

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