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うーむ・・・。 実際何らかの目的を持ったプログラムを作ったことがある人なら 気持ち分かるんですが・・・。 > 全国の空港がマヒ状態に陥った今月1日の東京航空交通管制部 > (埼玉県所沢市)のシステムダウンで、国土交通省は12日、 > システムを開発したNECが今年1月、システムダウンの原因となった > プログラムの不具合を発見しながら同省に報告していなかったと発表した。 > NECは国交省に「致命的な問題を引き起こすとは思わなかった」と > 説明しているという。 こういう実用段階でのシステムでは「ありえない状態」というのは無視して システムを作ることが多いんですよね。。 「ありえない状態」をも想定した上でシステムを組むと例外処理がやたら増えてしまう・・。 例外処理というのは時間かかる割には正式な動作をさせていれば使わない部分なわけで・・。 > 同省によると、不具合があったプログラムはシステム共通のデータ > 処理プログラムで、昨年9月に変更を加えた。この時点でプログラム内には、 > ある条件が整うと「不正な作業が行われた」と判断してシステム全体を > ダウンさせてしまう不具合が存在していた。しかしこの条件が出現しなかったため、 > システムはその後も問題なく運用されていた。 ま、さっき言ったとおりのことですね。 > しかし、3月1日未明、防衛庁と飛行計画のデータをやり取りする > プログラムに変更を加えたところ、システム内の条件が変化。 > 同日午前7時、さらに別の統計処理プログラムが作動したところ、 > 不具合が働く条件が整ってシステムがダウンした。 データを変えてしまって、その「ありえないはずの状態」が起こってしまった。 という事ですか。 まぁシステムを作った人が同じ人ならば気付くんですがね。。 別の人がシステムを追加しても不具合が起きないようなシステムを構築するというのは かなり至難の業です・・。 完璧なシステムを時間をかけて作るか、誰が見てもみやすく、分かりやすいシステム構成にするか。 本物の良いSEという人はなかなかいませんしね。 NEC関連の話題をもうひとつ。 > NEC、社内カンパニー制を廃止 > NECは11日、社内カンパニー制の廃止を柱にした新たな経営体制を > 発表した。システム構築などを手がけるNECソリューションズと > 通信事業を担当するNECネットワークスを4月1日付で統合。 まぁ普通に考えてできる限りシステムを構築する部署は一点集中型のほうが 信頼性が増す上に部署間のつながりもなくなり、情報が円滑に伝わりますよ。 ソリューションとネットワークスの違いが元々なかったような・・・。 というか、実は半導体部分を体よく切り離すための口実だったりして・・ 後、ソリューションの中の営業事業部とシステム事業部もくっつけた方が良いような・・。 NECの新たな経営体制 ( http://www.nec.co.jp/press/ja/0303/1102.html ) > IP(インターネット・プロトコル)電話など情報と通信の融合で > 生まれる新分野の製品開発やサービスの競争に対応できる体制にする。 > 3月末に金杉明信専務が社長に就任するのに伴う組織改編となる。 > 社内カンパニー制は2000年4月に導入。電子部品事業を独立させたため > 現在は2カンパニーあるが、これを統合したうえで「国内営業」や > 「コンピュータ」「モバイル」など9つの事業部制に移行する。 > カンパニー社長が持っていた権限を各事業部に委譲し、意思決定を迅速にする。 まぁなるほどねぇ〜って感じですか。 確か昨日の日経に書いてあったのですが、2004年度のNECの採用人数を300人減らすとか・・ どんどん社員数もスリム化させて、効率化させて行くのですなぁ・・。 引用記事:http://www3.nikkei.co.jp/kensaku/kekka.cfm?id=2003031204583 引用記事:http://www3.nikkei.co.jp/kensaku/kekka.cfm?id=2003031107697 管理人★ mail
2003/03/12水20:50 [記事No.126] |