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東大が新ロケット推進法、打上げコスト100分の1以下に 管理人★ 04/13日16:11 [記事No.146]

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東大が新ロケット推進法、打上げコスト100分の1以下に  

へぇー
現在アメリカの10倍以上のコストをかけて飛ばしている日本のロケットですが
100分の1ってことはこの立場が逆転するかも??

>  東京大学大学院工学系研究科の小紫公也助教授らの研究グループは、
> 日本原子力研究所のマイクロ波発振器「ジャイロトロン」を利用して、
> マイクロ波をつかった小型ロケットの打ち上げ実験に成功した。
> 宇宙開発に使うロケットは液体水素などの推進薬と液体酸素などの酸化剤を
> 組み合わせて使っているが、コストが高すぎる。小紫助教授によれば、
> マイクロ波ロケットは、打ち上げコストを現在のロケットの
> 100分1以下にできる可能性があるという。
マイクロ波というのは電子レンジでも使われている光線ですね。
これをどう使うのでしょうか・・?

>  ロケット推進の原理は、推進薬を爆発的に燃焼させてその反力を利用する。
> しかし日本の主力ロケットH2Aや欧州のアリアン5の打ち上げコストは衛星を
> 地球の周回軌道に上げるのに重さ1キロあたり80万円、
> 米国のスペースシャトルでは250万円もかかっている。
> 将来の宇宙太陽光発電システムや宇宙に人類を居住させるスペースコロニーの
> 建設にはコストを下げる必要があると指摘されている。
そうですね。
コストダウンしてくれないことには行き来するのも簡単には行きません。

>  開発したマイクロ波ロケットは、電子レンジの加熱に使われるマイクロ波の
> パルスビームをパラボラ型の物体に向けて発射し、エネルギーを焦点に集中して
> 温度約1万度のプラズマを発生させ、その部分の空気を爆発的に膨張させて推進力を得る。
へぇ・・こんなので推進力が得られるのですか・・?

>  試作した重さ9.5グラムのプラスチック製ロケットに1メガ(1メガは100万)ワットの
> 電力を2マイクロ(1マイクロは100万分の1)秒あて、高さ2メートルまで打ち上げられた。
2メートルか・・。

>  米国は、同じ考え方でレーザーを使って推進力を発生させた。
> 出力電力1メガワットあたりで発生する力は、レーザーは150〜250ニュートン
> (約15〜25キログラム重)だったのに対し、マイクロ波は350ニュートン(約35キログラム重)の高推力がでた。
ふぅん。

>  小紫助教授らの試算では、重さ100キロの衛星を地球周回軌道に乗せる速度(毎秒7.9キロ)まで
> 加速するには、数ギガ(1ギガは10億)ワットの電力を1分間供給してマイクロ波を発生させる程度ですみ、
> いまの電気代に換算すると数百万円ですむという。マイクロ波はレーザーに比べ電力変換効率が高く、
> 打ち上げ基地の建設コストも大幅に下げられる。

なるほど。
まぁ物理現象レベルのコストダウンというのは面白いですね。

これを応用すれば船や飛行機などの燃料もガソリンと入れ替わるかも・・
みたところそんなに有害物質が出てくるような要素も見当たりませんし。

次世代のエンジンとして期待がかかるところなのですが
それほど注目もされてないのでしょうかね。。

引用記事:http://www.jij.co.jp/news/etc/art-20030410201706-KZFUFWXMLV.nwc
管理人★ mail 2003/04/13日16:11 [記事No.146]

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